飲食店で体験した“すれ違い”から思ったこと

先日、Googleマップで調べて、
「ショックを持っている人でも入れる飲食店」を探し、車いすで行ってきました。
お店には無事に行けて、自動ドアも自分で開けて入りました。
もちろん、ひとりで。

でも、店の前は人であふれていて、
僕が戸惑っていても、周りの方たちは忙しく、
僕のことまで気が回らないように見えました。

世の中には、
目が見えない方、耳が聞こえない方、車いすを使う方、
そして、僕のように「ショック」を経験した人など、
本当にさまざまな事情を抱えている人がいます。

決してお店が悪いわけではありません。
従業員さんも、お腹が空いて急いでいるお客さんも、
酔って楽しく過ごしている方も、
それぞれに事情があります。

ただ――
ほんの少しだけでいいので、
目を向けてほしいのです。

見えない不安がある人、
聞こえない世界にいる人、
身体を思うように動かせない人、
そのほかにも、言葉にされない困りごとを抱える人たちがいます。

僕たちも、みんなと同じ “人間” です。
少しの気づきと、少しの思いやりで、
助かることがたくさんあります。

どうか、
ほんの一瞬だけでも、僕たちの存在に目を向けてもらえたら嬉しいです。

よろしくお願いいたします。

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