

「できないから諦める」のではなく「どうしたらできるか」
DARESHiMOGAがご紹介するのは、23歳のまなとさんです。
まなとさんには、脊髄性筋萎縮症(SMA)2型という進行性の病気があり、普段は電動車椅子で生活されています。
現在は、ヘルパーさんに支えてもらいながら一人暮らしをし、個人事業主としてSNS運用や投資、講師など、さまざまな活動に挑戦されています。
SNSでは、X・YouTube・TikTokを中心に、InstagramやThreadsでも発信されています。
発信しているのは、障がいのことだけではありません。
仕事や日常、趣味など、自分自身のさまざまな活動を発信しながら、「障がいのある人をもっと身近に感じてもらいたい」という思いを届けています。
そして、ただ見てもらうだけではなく、まなとさんの発信を通して、新しい考え方や気づきなど、見てくれた人に何か一つでも持ち帰ってもらえるように意識されています。
脊髄性筋萎縮症(SMA)2型とは、筋肉を動かすために必要な運動神経が少なくなることで、筋力が徐々に弱くなっていく遺伝性の病気です。
SMAにはいくつかのタイプがあり、2型は乳幼児期に発症することが多く、座ることはできても、立ったり歩いたりすることが難しくなるケースが多いとされています。
筋力の低下には個人差があり、呼吸や飲み込みなどに影響することもあります。一方で、現在は治療薬もあり、症状の進行を抑えたり、機能を維持したりするための治療が行われています。
支援する側にも、自分の経験を伝える
まなとさんは、講師としても活動されています。
重度訪問介護従業者養成研修などで、ご自身が普段どのような支援を受けて生活しているのか、これまでの経験なども交えながら、支援する側の方に知ってほしいことや、ご自身が大切だと感じていることを伝えています。
まなとさん自身、一人ではできないこともたくさんあります。
食事やトイレなど、人の手を借りなければできないこともあります。
それでも、できないことがあるからといって、そこで諦めるのではなく、「どうしたらできるか」を考えることを大切にされています。
周りの人に支えてもらいながら、自分なりに工夫し、自分にできることを伸ばしていく。
そうやって少しずつ、人生の幅を広げてこられました。


25歳までに、アパレルブランドを
そんなまなとさんには、もう一つ大きな目標があります。
25歳までに、アパレルブランドを立ち上げること。
ご自身も、障がいがあることで服の着脱が難しかったり、自分に合うサイズがなかったりして、おしゃれをしたくても制限を感じることがあったそうです。
でも、おしゃれに悩むのは障がいのある人だけではありません。
体格が大きくて着たい服のサイズが見つからない人。
足の長さや体型にコンプレックスを感じている人。
服選びに悩む理由は、人それぞれです。
だからこそ、障がいの有無や体型などに関係なく、誰もが気軽におしゃれを楽しめる社会にしていきたい。
そんな思いを持って、アパレルブランドの立ち上げを目指されています。
「自分もやってみようかな」と思える存在に
まなとさんは、これからもSNSや講師としての活動を通して、障がいのある人をもっと身近に感じてもらえるような発信や活動を続けていきたいと考えています。
そして、ご自身もさまざまなことに挑戦しながら、「自分もやってみようかな」と思えるきっかけをつくれる存在になりたいと話されています。
一人ではできないことがあっても、誰かの力を借りたり、工夫したり、自分にできることを伸ばしたりすることで、できることや選択肢を増やしていく。
その姿勢は、DARESHiMOGAが大切にしている考え方とも重なります。

DARESHiMOGAが大切にしていること
DARESHiMOGAでは、商品だけを紹介しているわけではありません。さまざまな経験をしながら、それぞれの場所で自分らしく活動している人たちにも、私たちは目を向けています。
その人がどんな経験をしてきたのか。何を大切にしているのか。そして、これから何を目指しているのか。
そんな一人ひとりの「想い」や「挑戦」も、誰かにとって新しい気づきや、一歩踏み出すきっかけになると考えています。
まなとさんの、「できないから諦めるのではなく、どうしたらできるかを考える」という姿勢も、その一つです。
DARESHiMOGAが紹介している商品にも、不便なことを工夫によって減らしたり、今まで難しかったことを「できる」に近づけたり、新しい選択肢を増やしたりするものがあります。でも、私たちは「できること」を増やすきっかけは、商品だけではないと考えています。
誰かの生き方を知ること。
誰かの挑戦を知ること。
誰かの想いに触れること。
そこから、新しい考え方や可能性が生まれることもあります。
「こんな生き方があるんだ」
「こんなことに挑戦している人がいるんだ」
そんなふうに、誰かの背中をそっと押せるような出会いを、DARESHiMOGAはこれからも届けていきたいと思っています。商品も、人も、そこに込められた想いも。
一人ひとりの「これならできる」「これをやってみたい」という選択肢が、少しずつ広がっていく。
DARESHiMOGAは、そんなきっかけを届ける場所でありたいと考えています。




